おジャ魔女どれみ第10話「ピンチ!先生にバレちゃった!!」の感想~関先生という教師の鏡~

学生の頃の恩師の顔を今でも覚えていますか?


キュアシィです。

小学校の頃、憧れだったあの先生・・・

中学校の頃、よく叱られたけど今では良い人だった思えるあの先生・・・

高校の頃、親身になって将来の相談にのってくれたあの先生・・・


親と違う大人で短い期間でここまで濃い関係になる大人は教師くらいなのでは?と思えるくらい教師とは印象深いものです。

わたくし自身も学生時代はあまりイイ子では無かった(むしろやんちゃな方)でしたのでよく先生に叱られる事もありました(笑)

それでも親の様に叱ってくれた先生方は今でも尊敬しています。

第10話のポイント

・関先生の教師としての素敵な場面その1

関先生はこれから四年間で教師として本当に素敵な方だというの見させられます。

これはその始まりにすぎません。

今回の第10話では、関先生の素敵な教師の一面を見る事ができます。

それでは見て行きましょう。

第10話「ピンチ!先生にバレちゃった!!」

9級にも無事受かり、これから頑張るろうと意気込むMAHO堂の三人が登校してる時、クラスで不穏な空気が漂います。

彼女は島倉かおり。学級新聞記者という名目でカメラを片手に日々新聞のネタを追い続けてます。

かおりは美空小学校の周りのお洒落なお店特集という題材でMAHO堂の写真を撮りにいきました。

その写真に、偶然どれみたちの姿が写りこんでいました。


彼女は玉木麗香。彼女はこの写真を見て、どれみたちの事を先生に言いつけます。
その日の一限目、どれみたちのクラスは自習となり、どれみたちは教頭先生に呼び出されます。
しかし、アルバイトではなくただのお手伝いである事と関先生の機転もあり、校長先生からも働いても良いと言われ事無きを得ます。

クラスに戻ったどれみたちはMAHO堂の事についてクラスメイトに嬉しそうに話します。

そんなどれみたちを玉木は不満気に見つめます。

 

 

 

 

校長先生からのお許しも出たので、これからは堂々とMAHO堂の手伝いを出来ると喜ぶ三人。

しかし、話はこれで終わらず。関先生が、後で教頭先生と一緒にMAHO堂に行き「あいこの叔母さんの従妹のお祖母ちゃん(笑)」に会って話がしたいと言われます。

確かにお手伝いではありますが、実際の店長はマジョリカなので困った三人は急いでMAHO堂に向かいます。

MAHO堂についた三人はとんでもない置手紙を見ます。

それは、マジョリカとララは福引で当たった日帰り温泉ツアーに行ってしまったというものでした。

この危機的状況をどうやって切り抜けるか考えてた三人の前に偶然にもデラが新製品の営業で来店。

三人は、デラに「あいこの叔母さんの従妹のお祖母ちゃん(笑)」になって貰うことに。(ちなみに有料ですw)

 

 

 

 

しばらくして教頭先生と関先生がMAHO堂に来店。

店内を少し見て回った教頭先生かはデラに色々問いかけます。

しかし、どれみたちは先生たちが来る前に立てた作戦でデラは何を質問されても頷くだけでいいという事にしていましたのでデラは頷くだけです。

順調の様に見えた作戦でしたが、デラが次のお得意様の所に回らないといけない時間になってしまい突如離脱してしまいます。

仕方ないのではづきの魔法でどれみが「あいこの叔母さんの従妹のお祖母ちゃん(笑)」になる事に。

出てきたはづきから事情を聞かされあいこも焦ります。

とりあえず、どれみが変身して対応していきますが、途中で魔法が溶けてしまいます。

今度はどれみが魔法ではづきを変身させようとしますが上手くいきません。

痺れを切らせて見に来たあいこが代わりに魔法をかけて何とか変身させます。


しかし、その魔法もすぐに溶けてしまいアタフタするどれみたち。

そんなどれみたちを見兼ねた関先生の機転で教頭先生は帰らされます。

関先生はどれみたちを呼び出し、まだ隠し事があるのではないか?と問いかけます。

どれみたちは詳しくは話すことは出来ないが、信じて欲しいと必死に訴えます。

 

そんなどれみたちを見た関先生は一言「信じるよ。」と優しく微笑みます。

ただし、関先生は条件として親にこの事をきちんと理解してもらう事としました。

関先生も一緒に説明してくれた甲斐もあり無事に親からの了承も得る事が出来ました。

これで本格的にMAHO堂がスタートです。

 

感想

第10話で魔女っ子あるあるのバレちゃう回ですね。

といっても魔法がバレたわけではないのでセーフなんですかね?()

今回はどれみたちのピンチを救ってくれたのは他ならない関先生です。

関先生は常に生徒の事を考え自分の幸せ以上に生徒の事を考えてしまう先生です。

言葉にすると「ああ、理想の先生像だね」ってなっちゃう所なのですが、これから4年間のどれみシリーズで関先生の言動を見ていくとそんな考えが安直すぎたと思わされるくらい素晴らしい先生だと気づかされます。

この回では、MAHO堂でのシーンで関先生がどれみたちから詳しくは言えないけど信じて欲しいと言われただけで「わかった、信じるよ」と言った所が本t脳に凄いと思わされます。

昨今なら小学生がお仕事の真似事をする暇があるなら勉強しろと言われそうなところです。まして、家族のお手伝いというわけでもない。さっきまで居た店主は偽物とわかりきっている。

そんな中でどれみたちを信じて親に一緒に説明までしてくれるなんて中々できたものではありません。

ただこれはどれみたちが遊びではない、彼女たちは彼女たちなりに何か夢や目標があってそのために真剣なんだという思いが伝わったからだと思います。

とはいえ、その思いを純粋に受け取り信じてくれるというのは関先生だからではないかと思います。

関先生のかかわる話はこれからも多く出てきます。関先生の言葉ひとつひとつに涙すると思いますので是非とも注目してみて頂きたいです。

今これを読んでいるあなたはもう学生ではないかもしれません。けれども、関先生のような人と出会えたら、それはあなたにとって人生で最高のたからものかもしれませんね。

雑記

些細なことですが、全部わかったうえで見るとおや?と思うシーンです。

ゆき先生がどれみたち三人が教頭に呼び出されるシーンです。
このあと彼女たちが部屋から出てきたあと関先生から問題無し!のグーサインを貰い安堵するシーンがありますが、ゆき先生をここで出した意味ってそういう事なのかとわかります。

ゆき先生が親を連れてきたとも取れますが、ゆき先生はどれみたちが魔女見習いを続けれるかどうかが一番の心配事だったのでしょうね。

ご存じの方ならお察し出来るネタですが、ここでは深く掘り下げません()




改めて見るとわかるってこういう事なんだなとわかります。見応えあるアニメは何度も見直す。そうすると最初は見えなかったものが見えてくるときがあります。噛めば噛むほど味が出る、それがアニメです!


ではでは ノシ